オカムラのオフィスチェア買取相場【機種別まとめ】コンテッサ・バロン・シルフィーはいくらで売れる?
2026年8月3日
「オカムラの椅子って、売ったらいくらになりますか?」——中古オフィス家具の買取現場で、メーカー名を挙げてご相談いただくことが多いのがオカムラです。移転や縮小で数十脚を手放す法人様はもちろん、「会社で使っていたのと同じ椅子を自宅用に購入したが、引っ越しで手放したい」という個人の方からも査定依頼があります。法人・個人を問わず広く使われているメーカーだからです。
先に全体像をお伝えすると、オカムラのチェアの買取額は機種・年式・仕様・状態によって、数千円から数万円まで大きく変わります。コンテッサやバロンなどの上位機種は1脚でも査定が付きやすく、シルフィーなど流通量の多い機種は、仕様や台数によって評価が変わります。査定額を知る第一歩は「どの機種で、どの仕様か」を特定することです。
今回は、中古オフィス家具の買取で20年以上オカムラの椅子を見てきた現場の目線から、機種別の買取相場、機種名が分からないときの見分け方、高く売るコツまでをまとめて解説します。
目次
オカムラのチェアが中古市場で強い理由
オカムラは1945年創業の国内オフィス家具メーカーです。コンテッサやバロンは、イタリアのジウジアーロ・デザインとのコラボレーションから生まれたモデルとして知られています。高機能チェアから執務用のスタンダードモデルまで幅広く展開しており、中古市場でも機種名を指定して探されることの多いメーカーです。
中古市場でオカムラに値が付きやすい理由のひとつは、導入実績と知名度が高く、機種を指定して中古品を探す方がいることです。「会社で使っていた椅子と同じ物を自宅でも使いたい」といった需要もあります。再販需要を見込みやすい機種は、買取査定でも評価されやすくなります。ただし、同じ機種でも年式・仕様・状態・市場在庫によって査定額は変わります。
ただし冒頭でお伝えした通り、「オカムラだから一律いくら」ではありません。機種のグレードがそのまま査定の階段になります。まずは相場の全体像からご覧ください。
機種別の買取相場一覧【2026年7月時点】
自社の買取事例と業界の公開情報をもとにした目安です。買取価格は状態・年式・仕様・市場の在庫状況で常に動くため、幅を持たせてご覧ください。
| 機種 | 買取目安 | 備考 |
|---|---|---|
| コンテッサ セコンダ(現行・2代目) | 20,000〜60,000円前後 | 年式の新しい美品・ポリッシュフレーム・ヘッドレスト付は上振れする場合あり |
| 初代コンテッサ | 8,000〜25,000円前後 | 年式は古いが、状態・仕様によっては値が付く。ヘッドレスト付きは買取価格は上振れ必至。 |
| バロン | 3,000〜35,000円前後 | ハイバック・可動肘・ヘッドレスト付が高評価、ヘッドレスト付きは買取価格は上振れ必至。 |
| シルフィー | 8,000〜25,000円前後 | 流通量が多く単価は控えめ。台数がまとまると有利。ヘッドレスト付きは買取価格は上振れ必至。 |
| サブリナ | 8,000〜20,000円前後 | 年式・スマートオペレーション・肘・ヘッドレストの有無で個別判断 |
※自社買取事例と業界公開情報にもとづく目安(2026年7月時点・自社調べ)。実際の買取価格は現物確認のうえで確定します。
コンテッサとバロンについては、仕様別・状態別の詳しい査定レンジを別記事「コンテッサの買取相場」「バロンの買取相場」でそれぞれ深掘りしています。機種が特定できている方はそちらも参考にしてください。ここから先は、「そもそもうちの椅子がどれか分からない」という方のための話です。
機種名が分からないとき——座面裏ラベルの見方
移転や閉鎖のご相談で多いのが、「オカムラなのは分かるけれど、機種名までは分からない」というケースです。総務のご担当者が椅子の機種名まで把握していなくても問題ありません。座面裏などに貼られた製品ラベルを確認すると、機種や仕様を特定しやすくなります。
オカムラのチェアには、座面裏などに製品コードや製造情報が記載されたラベルがあります。製品コードの一部から機種を推測できる場合がありますが、年代や仕様によってコード体系が異なるため、先頭の文字だけで断定せず、ラベル全体を確認するのが確実です。代表的なコード例は次の通りです。
| 型番の先頭 | 機種 |
|---|---|
| CC | コンテッサ セコンダ(2代目) |
| CM | 初代コンテッサ |
| CP・CP8系など | バロン |
| C6・C68系など | シルフィー |
ラベルには、製品コードや製造時期を確認するための情報が記載されています。査定依頼の際は、「椅子の全体」「座面裏のラベル」「肘やヘッドレストなど仕様が分かる写真」をお送りいただくと、概算査定の精度が上がります。型番の読み方が分からなくても、ラベル全体の写真があればこちらで確認します。
主要4機種の特徴と査定の傾向
コンテッサ/コンテッサ セコンダ——オカムラの最高峰
ジウジアーロ・デザインとのコラボレーションから生まれた、オカムラを代表する高機能チェアです。肘先でリクライニングや座面昇降を操作できるスマートオペレーションが特徴で、査定時には機構が正常に動くかを確認します。コンテッサ セコンダは、オカムラのチェアの中でも比較的高く評価されやすい機種で、年式の新しい美品や上位仕様は数万円台の査定になることがあります。
バロン——コンパクト&ハイパフォーマンス
コンテッサの設計思想を取り入れながら、幅広いオフィス環境へ導入しやすくまとめられた高機能チェアです。バックの高さ・肘・座面素材など仕様の組み合わせが多く、同じバロンでも仕様と状態によって査定額に大きな差が出ます。ヘッドレスト付のエクストラハイバックや可動肘は、査定の加点要素になりやすい仕様です。
シルフィー——オフィスの主力量産機
背もたれのカーブを体格に合わせて調整できるバックカーブアジャスト機構を備えた、執務用チェアです。中古市場でも流通量が比較的多いため、上位機種と比べると1脚あたりの査定額は控えめになることがあります。一方で、同仕様・同色でまとまった台数が揃うと、再販しやすく評価される場合があります。移転・縮小で数十脚単位になる場合は、まとめてご相談ください。
サブリナ——リングフレームの個性派
背面のリング状フレームが特徴のメッシュチェアです。スマートオペレーションを搭載した仕様もあり、年式・肘・ヘッドレスト・フレーム仕様などによって評価が変わります。流通量はコンテッサやバロンほど多くないため、相場表だけで判断せず、製品ラベルと全体写真による個別査定をお勧めします。
査定で見られる共通ポイント
機種が特定できたら、あとはどの機種でも共通のチェック項目です。
| チェック項目 | 見られるポイント |
|---|---|
| 製造年式 | 製造年は重要な査定要素。10年前後がひとつの目安だが、機種・状態・仕様も含めて判断 |
| 仕様(バック・肘・ヘッドレスト) | 一般にハイバック・ヘッドレスト付・可動肘は評価されやすいが、機種と市場需要により異なる |
| メッシュ・座面の状態 | へたり・毛羽立ち・破れ・汚れ。タバコ臭・ペットの毛は減額幅が大きい |
| 機構の動作 | 座面昇降・リクライニング・可動肘・スマートオペレーションがスムーズに動くか |
| カラー | 再販需要の高い色は加点されやすい。オフィス定番色は無難に安定 |
オカムラのチェアを高く売る5つのコツ
| コツ | 理由 |
|---|---|
| ① 手放すと決めたら早く売る | 年式は査定要素のひとつ。保管中の傷・汚れ・部品紛失を防ぐため早めに状態を確認 |
| ② 機種を揃えてまとめて出す | 同機種・同仕様・同色のロットは再販しやすく、1脚あたりの単価も上がりやすい |
| ③ 座面裏ラベルの写真を添える | 機種・仕様・製造年が一度に特定でき、概算査定が正確かつ速くなる |
| ④ 簡単な清掃をしてから査定へ | ホコリと軽い汚れを落とすだけで印象が変わる。メッシュは掃除機+固く絞った布で十分 |
| ⑤ 上位機種は単品でも諦めない | コンテッサ・バロンなどは、1脚でも値が付く可能性があるため、処分前に査定を確認 |
法人様の移転・縮小では、機種や仕様ごとに分けて査定することが大切です。執務席のシルフィーは同仕様のロットとして、コンテッサなどの上位機種は個別に仕様を確認することで、それぞれの評価ポイントを査定へ反映しやすくなります。仕分けの段階からご相談いただければ、売却候補と処理対象の整理もお手伝いします。
買取が難しい条件
正直にお伝えすると、オカムラでも次の条件では買取をお断りするか、査定が大きく下がることがあります。
| 条件 | 理由 |
|---|---|
| メッシュの破れ・フレーム割れ | 部材交換のコストが査定を上回りやすい |
| 製造から15年以上 | 再販需要が薄くなり、値が付かないことがある |
| 強い臭い(タバコ・カビ) | 清掃で取り切れないため再販が難しい |
| リース契約中の個体 | 所有権がリース会社にあり、売却自体ができない。契約の確認を先に |
値が付かなかった椅子も、そこで終わりではありません。ビックリユースでは、買取と併せて、許可を持つ事業者による収集運搬・処分を含む適正処理の手配まで1窓口で承ります。「売れる椅子は買取、売れない椅子は適正処理」までまとめてご相談いただけます。
買取の流れ——写真査定から搬出まで
ビックリユースの標準的な流れです。1脚からでも、移転に伴う数十脚のロットでも、入口は同じです。
ビックリユースは古物商許可(神奈川県公安委員会・第451330006111)にもとづき、川崎・横浜戸塚・江戸川・厚木の各拠点を中心に出張買取を行っています。出張対応の可否や条件は、地域・数量・品物の状態によって異なります。オカムラ以外のメーカーや、デスク・書庫などの什器も含めた全体像は、別記事「オフィス家具の買取相場早見表」で整理しています。
よくある質問
オカムラの椅子だと分かるのですが、機種名が分かりません。査定できますか?
できます。座面裏に貼られたラベルの写真をお送りいただければ、型番から機種・仕様・製造年をこちらで特定します。椅子の全体写真とラベル写真の2枚があれば十分です。
オカムラの椅子はどの機種でも高く売れますか?
機種によって差があります。コンテッサやバロンなどの上位機種は1脚でも値が付きやすい一方、シルフィーなどの普及機は流通量が多いため単価は控えめです。ただし普及機でも同仕様でまとまった台数が揃うと査定が伸びやすくなります。
コンテッサとバロンの詳しい相場はどこで分かりますか?
当ブログの「コンテッサの買取相場」「バロンの買取相場」で、仕様別・状態別の査定レンジをそれぞれ詳しく解説しています。機種が特定できている方はそちらをご覧いただくと、より正確な目安がつかめます。
オフィスの椅子がオカムラとコクヨで混在しています。まとめて売れますか?
まとめて査定できます。メーカーが混在していても問題ありません。デスク・書庫・ロッカーなどの什器も一緒に査定し、値が付かない物についても、許可を持つ事業者による収集運搬・処分を含む適正処理の手配まで1窓口で対応します。
製造から10年を超えたオカムラの椅子でも売れますか?
状態や仕様によっては値が付く可能性があります。特にコンテッサなどの上位機種は、年式が古くても査定対象になることがあります。ただし、年式が進むほど部品の劣化や再販時の保証リスクが高くなるため、査定額は下がりやすくなります。まずは製品ラベルと全体写真でご相談ください。
中古オフィス業界20年以上のおやじの一言
業界20年以上のおやじのつぶやき
オカムラの椅子は、長年うちの売り場でも中心的な存在です。ただ、もったいないのは「機種名が分からないから」と、査定をせずに処分してしまうケースです。見た目が似ていても、コンテッサやバロンなど査定が付きやすい機種が混ざっていることがあります。座面裏のラベルと椅子全体の写真を送ってください。機種と仕様を確認し、売却できる可能性があるかをこちらで判断します。



